七月の養生法
2016年07月01日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
今日は「端午九毒日」の最終日です、皆様はいかがお過ごしでしょうか^-^。
七月には、二十四節気の「小暑」と「大暑」があります。小暑からは本格的な暑さが始まりますが、まだ梅雨の最中ですので、ジメジメとしたお天気がしばらく続きます。煮小豆や冬瓜スープなどで体内に溜まっている余分な湿気を取るのはとてもいいですよ。大暑あたりから蝉の初鳴き声を聞くのは毎年の楽しみです。梅雨もそろそろ終わりますが、昨年のような暴雨や土砂崩れになる可能性もあります、果たして今年はどうでしょうか。連日の熱帯夜も予想され、十分な栄養と睡眠をとることを心がけましょう。
7月 7日(木):小暑、七夕
7月15日(金):お盆
7月19日(火):夏の土用入
7月22日(金):大暑
7月30日(土):土用の丑
七月は人体の「陽の気」を守る必要があります。なるべく十分な睡眠を取り、たんぱく質など質の良い栄養を取るよう心がけましょう。免疫力が落ちないように、もう一つ気をつけなければならないのは暴飲暴食を避け、胃腸を冷やさない、疲れさせないことです。そして、室内にいても熱中症になることがあるため、扇風機とクーラーを適度に利用し、スポーツドリンク、塩入りキャンディーなどを意識的に摂取するといいと思います。コーヒー、お茶、アルコール類は体内の水分の排出を促してしまい、体の内側から乾燥してしまいますので、お水の代わりにはなりません。普通のお水も必ず飲むようにしましょう。水だけではどうしても味気がなく飲む気はしないなら、お茶を水で薄めて飲んでみてはいかがでしょうか。
今週の待合室のお花です。和の情調がたっぷりです。