2.20(土)に　尊敬する増田進医師の記録映画が公開！

こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。

尊敬する増田　進む先生は80歳を過ぎた今でもご自身が開業された「緑陰診療所」で検査機械を使わず素手による「触診」と鍼治療のみを行い、全国各地から駆けつける患者さんのお力になっていらっしゃいます。先生は外科医としてかつての無医村である岩手県・沢内村に派遣され、それ以来地域医療のパイオニアとして、患者さんとともに歩み、その半生を患者さんと地域医療のために捧げてきました。

沢内村は日本で初めて乳幼児死亡率「ゼロ」の村で、乳幼児・高齢者医療費無料化を実現した村でもあります。しかし、それまでに医者も診療所もなく、豪雪地帯で生活も貧しいゆえ、子供が病気になっても診てもらえず、病死後やっとの思いで「死亡証明」をもらうために、病院に連れて行くのでした。そんな時代に赴任してきた増田先生は、当初二年間の約束だったにも関わらずに、40年以上村から離れず医療と行政の一体化、地域医療の形を周りの有志の方々とともに、患者さんとともに作り上げてきました。

先生は今、「皮肉なことだが、医療そのものが病んでいると思う。これを癒せるのは、行政でもなければ医者でもない。素直な患者さんたちの声である」とおしゃっています。

増田　進先生が主人公の”新しい時代の医療”を問いかけるヒューマン・ドキュメント（都鳥　伸也監督）が2月20日より、渋谷アップリンクにて連日10:30上映されます。20日の上映後、増田先生のトークも聞けます！興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
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http://longrun.main.jp/masuda-film/