一月の養生法①
2016年01月02日 公開
あけまして、おめでとうございます!
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
今日から二回に分けて、一月の養生法をお伝えします。
一月には二十四節気の「大寒」と「小寒」があります。「大寒」は「小寒」より寒いイメージがありますが、実際「小寒」のほうが寒い年がかなり多いようです。今年は、
1月 6日(水):小寒
1月21日(木):大寒
また、
1月 1日(金):2016年元日
1月 2日(土):初夢
1月 7日(木):七草の節句
1月11日(月):成人の日、鏡開き
1月15日(金):小正月、小豆粥
1月16日(土):禁酒の日
1月18日(月):冬の土用入
一月は一年で最も寒い時期で、空気も乾燥します。東洋医学では、「寒邪」と言い、人体の陰陽バランスを崩す、外部(自然界)からくる邪気の一つだと考えます。寒邪は気血をうっ滞させ、痛みを引き起こす性質や(凝滞性)、毛穴や筋肉を収縮させ、気や経脈を収斂させる性質(収引性)などを持っております。万病の元となる「気血水」の循環障害を引き起こします。この寒邪に対抗するには、体の鍛錬(筋トレなどの運動)や体の保温に努めるしかありませんので、昨年12月24日のブログも合わせてご参照いただければ幸いです。
お正月にはなぜか、甘酒(アルコールなし)を頂くようになっております。おなべか電子レンジで必ず温めてから頂きます。体は温まります。甘酒は「米麹・米」から作られた立派な発酵食品です。ただし、かなり甘いですので、程々の量にしておきます。