十月の養生法②
2015年10月05日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
前回のブログで、この時期に「滋陰潤燥」、「陰精を養う」が重要というお話をさせていただきました。この効用のある食べ物は:
はちみつ、もち米、百合根、ごま、鶏肉、魚、なつめ、自然薯、山芋 などです。
先月にスーパーで北海道の百合根を見かけました。今日はこの百合根を使ったおかゆをご紹介します。
材 料:
山芋、百合根、なつめ、ハト麦、お米。
作り方:
①各材料をきれいに洗い、好きな大きさに切ります。
私はハト麦が硬いと感じますので、洗ってからミキサーにかけ、粒を少し細かくします。
②材料を適量のお水に入れ、一時間ぐらい煮込み、おかゆにします。百合根はすぐに煮崩れしますので、百合根の食感を楽しみたい方は出来上がる5分ほど前に百合根を入れてもいいと思います。
効用:
百合根はカラ咳、喉の炎症、また不安、不眠、白血球減少などに効きます。その他の食材は弱った脾胃を養います。