九月の養生法②
2015年09月04日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
九月の食養生をお伝えします。
しばらく高温多湿の天気が続いております。東洋医学では過度な湿気が五臓の「脾」に溜まりやすく、食欲不振、下痢、腹痛、胃もたれなどを引き起こす一つの原因になると考えております。またからだが重だるく、疲れがなかなか取れないのも症状の一つです。
そこで、「健脾」の養生メニューを一つご紹介いたします。脾の機能を高めるための食材だけを集めて作るカレーです。
材 料:
カレー粉かカレールー、大豆の水煮、サツマイモ、ジャガイモ、にんじん、オクラ、なす、玉ねぎ、鶏ささみ
作り方:
①材料は食べやすい大きさに切ります。
②フライパンに薄くサラダ油をひき、大豆の水煮以外の材料を軽く炒め、水で煮ます。
③材料が柔らかくなったら、大豆の水煮を入れ、最後はカレー粉などで味付けすれば、出来上がりです。
付け合わせには、冬瓜とお豆腐のさっぱりしたスープもご一緒にいかがですか。