症例紹介:頑固な仙骨周辺(おしり)の痛み
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
最近の症例を一つ紹介いたします。
患者様:70代女性
初診時症状:
左足すね部の痛みとおしり(仙骨周辺)の鋭い痛みが三か月間ずっと続いているため、杖なしでは外出できません。特に一番困っているのはおしり(左右の仙骨周辺)の痛みで、朝起きた直後から午前中まで、我慢できないぐらいの痛みが毎日襲ってきます。外出時は杖をつくようになりました。
骨粗しょう症ではないはずですが、五か月前に腰椎の圧迫骨折になり、しばらくしたらその骨折が自然治癒したものの、整形外科で検査したら、腰椎の椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症が併発していると診断され、ずっと治療を受けてきました(服薬、湿布、電気治療、理学療法、ブロック注射)が、おしりのところの痛みは治まらず、左足のすね部の痛みと痺れもでてきて、現在に至ります。元々睡眠はよくないほうですが、痛みでさらに睡眠状態が悪くなりました。
治療結果:
「腎陰虚」という診断です。根治療法をするために、「腎陰虚」の状態を改善するための経絡及びツボを定め、全身治療をやります。また、対症療法としては、左右の仙骨周辺、腰椎の治療も同時に行います、これにより、付随的に足の痛みも引いていくと想定し、「陰虚」の状態がよくなれば、睡眠もよくなるはずです。睡眠状態がよくなれば、痛みに対する敏感度も下がります。
5回の治療後、頑固なおしり(仙骨周辺)の痛みがほぼ消えました。「あれだけ痛かったのに、急にスーーっと楽になっていった、不思議な感覚でした」と患者様がおっしゃいました。足の痛みもだいぶ和らぎ、睡眠もよくなり、今は寝た後一気に朝まで途中で一度も起きない日が増えてきたそうです。7回ですべての治療を終えました。
今年初めて蝉の鳴き声を聞いたのは先月の22日でした。毎年この前後です。しかし、元気はないようです。その後ほとんど鳴き声は聞こえてきません。。。
こちらは元気です。