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症例紹介:難聴・耳の閉塞感・耳鳴り

2023年11月09日 公開

こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。

今年の夏は異常に長くてそして暑かったです、こんな苦しい夏は初めてでしたが、8月~9月の間に、突発性難聴、耳の閉塞感、耳鳴りを訴えた患者さんが集中的に多くて、これも初めてのことと言えるぐらいで、例年になかったことです。今日は東洋医学の立場から考える原因と、ここ二ヶ月間の症例を数例紹介させていただきます。

東洋医学では、春、夏、秋、冬に加え、「長夏」という期間があり、季節の変わり目、つまり各季節ごとの最後の18日間をいいます。「長夏」を加えれば、年間「五季」があります。「陰陽五行説」では、長夏は五臓六腑の「脾」に対応し、「脾」は「喜燥悪湿」(高い湿度を嫌う)という性質を持っています。しかし、夏、そして夏から秋に変わる直前の期間は「残暑」とは言え、高い気温に加え、強い湿気も襲いかかります。長期間続く高温多湿によって、徐々に「脾胃虚弱」の病態になっていき、これが8月から9月に難聴・耳鳴りの患者さんが増えた主な原因になります。

高温多湿が関わるもう一つの病態は「痰火郁結」です。元々「脾気」が弱い「痰湿」体質の方は夏・長夏になると、この証に発展してしまい、耳の閉塞感、耳鳴り、聴力減退、目まいなどの症状になりやすいです。

また、最初に風邪を引き、そのあと難聴・耳鳴りが始まる方もいらっしゃいます。これは東洋医学の「風邪外襲」といい、これも一連の耳症状の原因だと考えられます。

次は8月~9月の間にあった症例を挙げ、上記の三つの証のどれかが該当する症例です。鍼灸医学でいう「証」は病因診断であって、治療方針にもなります。

<症例1>
患者様:30代男性
症 状:軽い風邪を引いた後、急に片方の耳が詰まるような感じになり、聴きづらくなりました。病院では「突発性難聴」と診断されました。診断直後に鍼灸治療に来られ、通常の全身治療に加え、難聴の治療も加えました。一ヶ月後の通院時に、「前回の鍼の翌日から耳が聞こえるようになり、病院で再検査してもらったら、聴力が正常に戻ったと言われた」と教えてくださいました。

<症例2>
患者様:70代女性、二週間に一回のペースで病気予防・慢性腰痛治療のため通院中
症 状:前触れもなく突然片方の耳が聞こえづらく感じ、病院で検査したら原因不明の難聴だと診断され、循環改善薬が処方されました。数日間飲み切ったところで少しはよくなったそうで、ちょうど鍼灸の通院日ですので、飲み薬を新たにもらわず、通常の鍼治療に加え、難聴の治療も始めました。4回ほどの治療で聴力は元に戻ったそうです。

<症例3>
患者様:70代女性、月に一回のペースで病気予防・自律神経を整えるために通院中
症 状:心当たりもなく、急に片方の耳が詰まるような感じとなり、聴きづらくなりました。例えば、咳払いやくしゃみをした後に詰まり、2~3時間が続きます。その間耳鳴りも時々起こり、周りの音が聴きづらくなります。週に3~4回の頻度で起きます。二回の鍼灸治療で起きる頻度が月に1~2回へと下がり、一回の持続時間も1分ぐらいへと短縮したそうです。定期的に通院しているため、症状が無くなるまで治療を継続していきます。

<症例4>
患者様:40代女性、週に一回のペースで病気予防・健康増進のために通院中
症 状:急に片方の耳なりになりました。その週に仕事が非常に忙しくて、心身の強い疲労で首から背中が痛くなったのが関連しているのではないかと。一回の鍼灸治療で耳鳴りが止まったそうです。それ以降今日までに再発はありません。西洋医学で耳鳴りの治療は難しいとされていますが、鍼治療でも長期間を要するケースや難治の場合があります。この患者様は一回の治療で治ったのは基礎体力があって、すぐに治療に取り掛かったのが良かったでしょう。

<症例5>
患者様:50代女性
症 状:急に片方の耳なりとなりました、低音でずっと鳴っているそうで、ただそれによる不眠などはありません。一回治療した後、時々気にならないぐらいによくなりましたが、また鳴り出したりしています。仕事の忙しい時期になると体力が追い付かないことがあって、からだ全般の調子を整えたいとの希望もあり、今後も定期的に治療を継続し、経過をみていきます。

PXL_20230926_050046608~2 この頃は過ごしやすくて、気持ちよさそうです。

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