あけまして おめでとうございます
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
やっと2022年が過ぎたという感覚があります。今日は明るいお話だけ^-^、2023年は平和な一年になりますように、そしてみんなが本当の健康管理に目覚め、幸せになれますように。
今日はお正月に相応しい温かいお粥を作ります。栄養価の高いレバーのお粥です。
私はレバーが大好きですが、苦手な方も食べられるように、レバー特有の匂いを消せるよう下ごしらえを工夫します。
レバーは体を温め、貧血・疲労・だるさをとる作用があり、目・皮膚・粘膜を保護し、免疫力を高めます。また、亜鉛も豊富ですので、味覚障害や免疫力低下からの回復にも良いです。亜鉛以外に、レバーに多いのは鉄分、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸などの栄養素です。レバーを含め、食品全般に言えるのは特定の食材ばかりでなく、バランスよく複数種類のものを組み合わせて食べることです。レバーは月に3、4回を摂ればいいと思います。
今日はこれらの栄養素をバランスよく含んでいる豚レバーを使い、野菜のほうは豆苗を合わせたいと思います。豆苗はビタミンC、ビタミンE、食物繊維以外に、ベータカロチンが豊富です。ベータカロテンは体内でビタミンAに変換され、目や粘膜の健康維持に大事です(一方のレバーはビタミンAそのものを含んでいるため、変換を必要とせず、ダイレクトに吸収できます)。
では、さっそく作ります。
レバー粥
材 料:お米、豚レバー、豆苗、生姜、葱、こめ油、胡麻油、塩、胡椒、お酒、醤油、片栗粉
作り方:
①お米を洗い、水を捨てて、塩、少しのこめ油で味付けします。そのまま30分ほど置きます。
②生姜は千切り、葱はみじん切りにします。
③レバーは3ミリほどの厚さに切り、塩水に10分ほどつけます。
④豆苗はきれいに洗い、一度10秒ほど熱湯で湯通しし、食べやすい長さに切ります。
⑤お米を大きめのお鍋に入れ、お米の13倍ほどのお水を入れ、火を入れます。
⑥レバーを流水で3分ほどもみ洗いし、血抜きをしっかりしておきます。洗った水はほとんど色がつかないぐらいまで洗います。
⑦熱湯で10秒ほど⑤のレバーを湯通しし、再び流水でもみ洗います。これで更に血抜きができ、レバー独特な味もだいぶこれでやわらげます。
⑧⑦のレバーの味付けをします。塩、胡椒、お酒、醤油、胡麻油、片栗粉、②の生姜の千切りを入れ、ざっくり混ぜ、つけておきおます。
⑨お米を30-40分ほど煮込めば、非常に柔らかいお粥ができます。今回使ったお米は一晩冷凍庫で冷凍したもので、25分程度があれば、もう柔らかいです。ここで⑧の味付けレバーを入れ、軽く混ぜ、1分間加熱します。
⑩④の豆苗を入れ、軽くひと混ぜしたら、火を止め、②の葱を乗せれば、出来上がりです。
お米は前の晩に冷凍庫で冷凍しておきました。これで煮る時間を短縮できます。豆苗は有機のものがスーパーで売っていました。
塩とこめ油でつけておきます。
レバーは薄切りに。レバーを切る時は開いた牛乳パックを使い、使い終わった牛乳パックは洗ってから捨てます。
塩水につきます。
豆苗は湯通しします。
お粥を作ります。たっぷりの水で。
レバーを流水でしっかりもみ洗います。
更に10秒だけ湯通しします。
もう一度流水でもみ洗います。この段階でまだたくさん血抜きできることがわかります。
これできれいになったレバーに味を漬けます。
千切りした生姜も入れます。
もう既に柔らかくなったお粥に、漬けておいたレバーを入れます。
湯通しした豆苗を入れます。
葱も
出来上がりです。レバーのくせがだいぶ和らいでおり、苦手な方も試してみてもいいかもしれません。栄養抜群で美味しいです!
患者さんが折り紙で作ってくださったウサギさんの箸置き、軽めのスプーンを置いてみました(どうもありがとうございます)。