旧正月の手作り水餃子
2021年02月14日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
旧暦大晦日の晩に、私の産まれたハルビン市では昔から手作りの水餃子を食べる習慣があります。今年の大晦日は2月11日で、仕事があったため、餃子を作る余裕は全くありませんでした。それで、時間の取れた今日に、水餃子を作りました。久しぶりに、自分で皮から作りました。普段、スーパーで皮を買いますが、たまに自分で手作りすると、本当に美味しいです。手作りの皮が美味しいんです!皆様もたまに、皮から手作りしてみてはいかがですか^-^?
綿棒で一枚一枚丸く伸ばします。
餡ももちろん手作りしますが、最後の最後でようやく写真を撮るのを思い出しました。今日はにら、白菜、ひき肉(鳥と豚の両方)、新鮮なエビ、干しエビ、炒り卵、生姜などを入れました。
この形もかわいいでしょう?これは餡が少なくなり、皮が余りそうな時に使う裏技です。二枚の皮を合わせて、一枚用の餡だけを包んでいきます。皮が美味しいですので、これが案外大歓迎されます。
大晦日の夜23時からお正月の早朝1時は「交子時」で、「更歳交子」の意味があります。「子」は「子時」、「交」は餃子の「餃」と同じ発音で(四声は微妙に違いますが)、家族団らん、新しい一年で願いが叶うことを象徴しています。餃子の形は昔の通貨「銀元宝」と似ていて、良い仕事運、金運がついてくるような願いが込められています。また、旧年中の良くなかった出来事を水餃子と一緒に食べてしまい、新年の幸運と健康を祈る意味合いもあります。これはまさに、今のみんなの気持ちそのものなのではないでしょうか。