カルシウム補給の食養生スープ
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
今日夕飯を作る時間に出かけなければならなくて、今夕飯を作っております^-^。今作り終えたのは、私が普段よく作る養生スープの一つで、意識的にカルシウムを補うためのおかずの一つです。もうほぼ作り終わったところでブログに載せようと思いついたもので、原材料の写真は摂れなくてごめんなさい。
女性で、閉経後の骨粗しょう症を予防したい方(特に閉経前で痩せ型、脂質異常症のない女性の方。骨粗しょう症の治療薬は副作用はかなりありますので、自分は将来飲まないと決めております。ですので、今から骨が丈夫になるように食事や運動などで頑張ります)、またおうちにちょうど身長が伸びている成長期のお子さんをお持ちの方、意識的にお食事からカルシウムを補ったほうをお勧めします。
このスープには豚スペアリブ、山芋、にんじん、サンザシ(市販のサンザシと砂糖を固めたお菓子で代用)、陳皮(今年3月15日のブログで作り方をご紹介しました)が入っております。
サンザシ(漢方薬の原料にも使われます)のクエン酸やにんじんのビタミンAはカルシウムの吸収率を上げる働きがあり、味も彩りにもなりますので、好んでこのスープに入れます。陳皮は胃の消化を助け、また栄養の吸収を良くしていきますので、スープのときにはやはり少し加えます。にんじんのビタミンAは他にも免疫力を上げたり、視力、皮膚、粘膜の保護作用がありますが、脂溶性のビタミンですので、スペアリブから出る脂質とちょうど相性がいいです。
もちろん、カルシウムを骨に定着させるには、ほかに、ビタミンD、ビタミンC、ビタミンK、マグネシウムなどの栄養素も一緒に摂ったほうがいいです。このスープ以外にお豆腐などのおかず、フルーツのデザートも一緒に作れば簡単に摂れます。
スペアリブは昨夜から下処理し、一度柔らかく煮込んでおります。一晩冷蔵庫で保存し、今朝余分な脂を乗り除いたものを使います。上の写真で使用しているお鍋は保温鍋です。材料、調味料を全部入れて、5分ほど煮込んだ後、鍋ごと別の保温鍋に入れて蓋を閉めるだけです。これで夕方用事を済ませて帰ってくる頃に、ちょうど食材が柔らかくなり、味も染込んでいる食べ頃になります。最近とても重宝しております。
鍋ごと別の保温鍋に入れます。
後は蓋を閉めるだけです。時間とガス代の両方を節約できます。