不妊治療と冷え症
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
臨床で感じていることの一つは、体の冷えと不妊の関連性です。
妊娠するには、脳視床下部、脳下垂体、卵巣から分泌されるいくつかのホルモンが非常に重要な役割を果たしていて、これらのホルモンは血流にのって、特異的な対象となる器官に作用します。ところで、冷え症は血流の悪い状態を意味し、必要な器官に必要量のホルモンは届かなくなり、結果的に不妊になってしまうことがあります。
では体を温めるために、どんなことが頭に浮かびますか。そうです、その通りです。よく言われていることばかりですが、いざ毎日実践しようとするとなかなか難しいようです。しかし本気になればできます。うちの患者さんもみんな頑張っていらっしゃいます。みんなで頑張ればきっとできます。冬至も過ぎ、この先当分の間は「冷え」との戦いですね!
体を温める生活習慣:
1、座りっぱなしをやめ、ちょこちょこと体を動かしましょう。
2、温かい食べ物と飲み物を摂取します。
3、体を暖める食材を積極的に食べます。
4、部屋を暖かくします。
5、手足、手首、足首、首筋の露出を避け、ストール、腹巻き、レッグウォーマ、厚めの靴下、ミニホカロンで体を温める工夫をしましょう。また体を締め付けるようなファッションを避けます。
6、一日三食、七時間前後の質の良い睡眠を取りましょう。
7、全身浴で、40℃-41℃のお風呂に10分~15分入りましょう。
8、過度の緊張や過度のリラックスはどちらも「冷え」を招きますので、メリハリのある生活を心がけましょう。
冷えで悩んでいる方、いかがでしょうか。今日からやれそうなことは1つか2つありましたか。
うちのハイビスカスは珍しく今咲いています。先週ベランダーから蚊に入られてしまいましたし、やはり暖冬です。しかし、寒い日は寒いですから、油断せず冷えないように^-^。