風邪とインフルエンザの予防:喉粘膜のケアが一番重要!
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
また風邪とインフルエンザが流行る時期になってきました。これから国家試験や中学・高校受験などを控えている方も多いと思いますので、しっかりと予防していただけたらと思います。現在妊娠・授乳中の方も!
寒さと乾燥、周りにいる発症者からの感染リスクなど、身の置かれる「大環境」は良くない上、受験勉強や仕事の忙しさから睡眠不足、運動不足、栄養不足になりがち。免疫力が落ちた時に、喉粘膜も同時に弱まると、風邪を引く確率が高くなります。
喉粘膜は寒さより、乾燥に最もやられやすいです。そう、寒くなったから風邪をひきやすいのではなく、乾燥しているから風邪をひくのです。乾燥状態が続くと、粘膜に傷(ひび割れ)ができ、そこから風邪&インフルエンザウィルスが侵入しやすくなります。たまたま免疫力も落ちていると、感染発症してしまいます。その他の症状、例えば鼻水、くしゃみは喉の炎症の付随症状でしかありません。
特に夜口を開けて寝るのは危険です。朝起きたらいつも喉が痛くて、水を飲んだり朝ごはんを食べているうちに痛みがなくなる方は、口を開けて寝ていることが多いと思われます。マスクをつけたり、口テープで口が開くのを防いだりするのがお勧めです。また、風邪を引き起こすライノウィルスなどは低温を好みます(33℃以下で増殖しやすい)ので、首を温め、部屋も暖めたほうが望ましいです。
喉粘膜を守る手軽な方法をいくつかまとめておきます:
1、温かいお水、お茶を意識的に飲む。一回の量を少なめに、多数回に分ける。
2、夜寝る時に、口テープかマスクをする。
3、寝室を暖める。加湿器を適度に使う。
4、外出時、夜寝る時に首周りをマフラー、スカーフで暖める。
5、喉あめを時々舐める(龍角散、大根生姜飴、キンカンのど飴など)。
6、水、塩水かお茶でうがいする(市販のうがい薬を使わない)。
7、首までの全身浴で、40℃-41℃のお風呂に10分~15分程度入る(高血圧、循環器系の持病を持っている方は主治医と相談して入浴法を決めてくださいね)。
8、喉粘膜に刺激のある辛いものを避け、栄養バランスの良い食事を摂る。
このほか鍼灸治療により、喉粘膜を修復し、免疫力を高めるのも即時性と持続性があり、とても有効です。うちの治療院の患者さんは風邪や肺炎などと無縁の方は実に多いです。治療院にどうしても通えない方はご自宅でお灸を据えるのもいいですが、部屋をぜひ暖かくしてからお灸して下さいね!皮膚の露出が数分間も続くため、自宅でお灸をしたら逆に風邪を引いてしまった話もよく聞きますので。
昨日の夕飯ですが、自分で作った饅頭と小豆粥が主食です。肉、卵、油揚げ、まめ、ひじき、サツマイモ、シイタケ、漬物、野菜。なるべくバランスを考えて作っております。饅頭を作るには時間がかかりますので、休日にしかつくりませんが、おかずは基本的に平日の仕事帰りでも30分以内にできるメニューにしております(^-^);