十二月の養生法①
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
今日から二回に分けて、十二月の養生法をお伝えします。
十二月には二十四節気の「大雪」と「冬至」があります。11月にある「小雪」と比べ、「大雪」の頃の寒さが増していき、「大雪」の日に雪が降れば、くる年の農作物の豊作を象徴すると言われております。「冬至」は一番昼が短く、夜が長い日ですが、東洋医学の陰陽学説においては、陰気が極まりやがて陽気へと転化するという重要な日でもあります。中国では冬至を一年の始まり、そして太陽の出発点とし、太陽に通じる色である「黄色」を持つゆずやかぼちゃで冬至の日を健やかに過ごされたらいかがでしょうか。今年は、
12月 7日(月):大雪
12月22日(火):冬至(ゆず湯、かぼちゃのお料理)
また、
12月10日(木):世界人権デー
12月11日(金):新月
12月14日(月):ふたご座流星群
12月23日(水):天皇誕生日
12月25日(金):満月、クリスマス
12月31日(木):大晦日
いよいよ年末で、どこのおうちも大変お忙しくなる時期です。お仕事も受験勉強も年末の大掃除も疲れすぎないように、積極的、楽観的に忙しい日々をやりくりしましょう。体はもうだいぶ寒さに慣れてきたころですが、油断せず食材や衣服などで積極的に体を暖め、風邪やインフルエンザにならないよう気をつけましょう。夜は早めに暖かいお布団に入り、朝は日の出の前に無理に起きないよう睡眠時間を確保しましょう。
二日前の日曜の夜、食用サソリの唐揚げをいただいてみました。五百円玉を二つ並べた大きさですが、ドキドキしながらしっぽから、普通においしかったですよ(^-^)。家族は誰も食べようとしないもんですから、一人占めです。次回の「養生法」で冬に食べておいしくて体も温まるレシピーをご紹介したいと思います。安心してください!サソリではありませんよ(^-^)。