鍼灸は本場中国で培われた本物の技術が光る胡鍼灸治療院へ。30年以上の臨床経験と実績を誇る信頼と安心の鍼灸院。
胡鍼灸治療院
鍼灸は本場中国で培われた技術が光る胡鍼灸治療院へ。30年以上の歴史と実績を誇る信頼と安心の本場中国の鍼灸院へのお電話でのお問合せはこちら
■診療受付:AM10:00-PM4:00 ■休診日:木曜日/第1,第3日曜日/第2,第4月曜日
  • ホーム
    Home
  • 治療案内
    Information
  • 症例紹介
    Case Introduction
  • 鍼灸師ブログ
    Blog
  • 診療費・交通案内
    Price & Access
胡鍼灸治療院
胡鍼灸治療院 > 鍼灸師ブログ > 10月は鶏スープ(もち米と栗入り)で体調を整えましょう!

10月は鶏スープ(もち米と栗入り)で体調を整えましょう!

2021年10月01日 公開

こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。

10月は秋の気配がはっきりとしてくる季節です。「寒露」と「霜降」の2つの節気が10月にあり、文字通りいよいよ寒さ対策を始める時期でもあります。実りの秋、冬に向けて、免疫力を含めた自分の体調を整える絶好のチャンスです。今日は大好物の栗、落花生、そしてもち米を使って、じっくり煮込んだ鶏スープを作ります。

もち米は冷えた体を温める効果があり、主食にもなる食材です。落花生は様々な効果がありますが、秋の乾燥から肺を守り、咳止めの作用が期待でき、胃を丈夫にします。栗も胃腸を丈夫にする効果があり、腰や膝の弱い方はこの時期に召し上がると冬の関節痛にも良いでしょう。日本には栗ともち米を蒸した栗おこわという美食がありますが、お米を主食とするアジア各国においては、秋になれば、もち米や栗を鶏と一緒にじっくり煮込んだ鶏スープが昔から食べられてきました。鶏肉は一羽丸ごとを使うことが多いですが、今はなかなか手に入りませんので、骨付き鶏モモ肉で代用したいと思います。

骨付き肉を使う意味ですが、やはり弱火でゆっくり煮込んだ骨やお肉からコラーゲンなどのたんぱく質、分子の小さいアミノ酸がスープに溶け出してほしいということです。こういったスープは胃腸の消化吸収機能を助ける以外、栄養が豊富なため、臓器だけでなく、関節、筋肉形成、皮膚、爪、髪の毛などにも良い効果があります。つまり、体全体の調子を整え、必然的に免疫力も上げていきます。材料を鍋に入れて、少し時間をかけて煮込むだけですので、時間はかかりますが、手間はほとんどかかりません(生栗の皮を剥く以外にね^-^)。では、作りましょう!

 

鶏スープ(もち米と栗入り)

材 料:

骨付き鶏もも肉2枚、もち米、生栗、生姜、ニンニク、(あれば、乾燥ナツメ、生の落花生、陳皮(乾燥したミカンの皮))

作り方:

①大きな鍋に水を入れ、鶏モモ肉を入れ、一回下茹でします。このゆで汁を捨て、鍋と鶏肉を綺麗な水で洗います。

②綺麗になった鍋に①の鶏肉を戻し、食べやすくするため、関節のところでお肉を手で分解します。更に、細切りした生姜、ニンニク、陳皮、お酢(柚子のしぼり汁も少し)、塩、お酒、お湯を入れ、一時間半ぐらい極弱火で煮込みます。途中で水が減ってきたら足します。

③この間に、もち米を洗い水につけておきます。また、栗と落花生を剥きます。

④③を②の鍋に入れ、煮汁を足します。あれば、乾燥ナツメも入れます。お米は鍋底で焦げてしまわないために、時々おたまで鍋の底に沿って全体をやさしくかき混ぜながら、40分ほど弱火で煮込みます。

⑤味見して、ここで少しお塩と胡椒を足してもいいです。これで出来上がりです。

IMG_20210919_103744 右下の隅っこにあるのは解凍した生落花生です。近所のスーパーでたまたま買えました。千葉県産の大粒な新豆で、買わずにいられませんでした^-^。生の落花生は適切な保管ができないと、カビが生えやすい(このカビは猛毒)ですので、買ったらすぐに冷凍しました。乾燥ナツメは有機のもので、中国産です。

IMG_20210919_103840 水からお肉の下茹でをしましょう。雑物や余分の油を捨てます。

IMG_20210919_103857 下茹でした鶏肉を骨の関節ごと折って、細切りした生姜、ニンニク、陳皮(なくてもOK)、お酢(お酢と柚子のしぼり汁両方を入れました)、塩、お酒、お湯を入れ、極弱火で一時間半を煮込みます。陳皮の作り方ですが、ご興味のある方は2019.3.15のブログをご参照ください。

IMG_20210919_103921 途中2,3回灰汁と浮いてきた油を取ります。水分が少なくなったら足します。

IMG20210919094649 鶏スープを煮込んでいる間、もち米を水につけます。

IMG_20210919_103803 栗も熱いお湯に10分つけ、皮を剥きます。

IMG20210919113919 落花生の皮も剥きます(なくてもOKです)。栗を剥くのが下手で、形はだいぶ崩れてしまいました。冷凍にしたのはいけなかったのか、栗の実が柔らかくなりすぎて、渋皮はうまく剥けなくて。。。どうしても栗を剥きたくない方は、市販の剥き栗を利用してもいいと思います。その場合は、スープの最後に入れてください。

IMG_20210919_114129 もち米、栗、落花生、ナツメ(ナツメはなくても大丈夫です)を鍋に入れます。

IMG_20210919_115429

IMG_20210919_122133 スープの色が白くなり、トロっとしてきたら、鍋底からおたまでやさしく全体をかき混ぜます。

IMG_20210919_124308 出来上がりです。免疫力が上がるだけでなく、体調全般がよくなります。冬に備えて、体力を養いましょう!小口葱や三つ葉を小さく刻み、付け合わせに出してもいいでしょう。うちにはこの日ネギも三つ葉もなかったので、レタスのニンニク醤油炒めを作りました。休日のブランチにいかがですか。残れば、冷蔵庫で保存し、次の日の朝ごはんとしてもぴったりです。鶏肉はもう相当柔らかくなり、朝でも胃に負担はかかりません。

   鍼灸師ブログ

« 「症例紹介:帯状疱疹後神経痛の鍼灸治療」前の記事へ 「どうして鍼灸は効くの(59)?」次の記事へ »

京王新線 幡ヶ谷駅から30秒
胡鍼灸治療院
東京都渋谷区幡ヶ谷2-8-10
リッシェル幡ヶ谷10階 1001号室

お問合せ・ご予約は直接
お電話で当院へ
お電話でのお問い合わせはこちら
ブログ
治療案内
  • 胡鍼灸治療院の特長
  • 治療理念&方針
  • 常勤鍼灸師
  • 治療の流れ
  • 著書&雑誌連載
症例紹介
診療費・交通案内
お問合せ・ご予約は直接
お電話で当院へ

京王新線 幡ヶ谷駅から30秒
渋谷区幡ヶ谷2-8-10
リッシェル幡ヶ谷1001号室
footer_logo
footer_tel
■診療受付:AM10:00-PM4:00
■休診日:木曜日/第1,3日曜日/第2,4月曜日

診療時間

日 月 火 水 木 金 土
○ ○ ○ ○ 休 ○ ○

休診日:木曜日/第1,第3日曜日/第2,第4月曜日

交通アクセス

■電 車: 京王新線・都営新宿線「幡ヶ谷」駅
北口から左へ徒歩30秒
■バ ス: 「幡ヶ谷駅」で下車、徒歩30秒~1分
*(渋66)阿佐ヶ谷駅前~渋谷駅
*(渋63)渋谷駅~中野駅南口
*(宿44)武蔵境駅南口~新宿駅西口
■お 車: 駐車場はございませんので、すぐ近くの有料駐車場をご利用ください。
■自転車: 駐輪場はございませんので、幡ヶ谷駅の駐輪場などすぐ近くの駐輪場をご利用ください。

胡鍼灸治療院を大きな地図で見る

ホーム | 治療案内 | 症例紹介 | 鍼灸師ブログ | 診療費・交通案内

Copyright© 京王新線 幡ヶ谷駅から30秒 胡鍼灸治療院. All rights reserved.

PAGE TOP