糖尿病の食事療法:えんどう豆のスープを作ります。
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
今ブログシリーズ「どうして鍼灸は効くの?」で糖尿病のことを取り上げており、ちょうどえんどう豆が美味しい時期ですので、糖尿病に効果がある言われているえんどう豆のスープを作ります。材料は少な目で簡単にできますので、ぜひこの時期になったらいろいろお好きな具材に変えながら、バリエーションを増やして作ってみてはいかがですか。
えんどう豆は五臓六腑の「脾と胃」の機能をよくします。西洋医学の脾臓は免疫に関わるリンパ器官で、また古くなった赤血球を壊し、排除する作用があります。ところで、東洋医学の「脾」は西洋医学の脾臓の機能を一部含めつつ、膵臓の機能を兼ねております。えんどう豆は特に膵臓機能を整える作用があります。例えば糖尿病による口の乾きや浮腫はえんどう豆の温かいスープはとてもいいです。
春のえんどう豆スープ
材 料:えんどう豆、新ジャガ、春にんじん、豚ひき肉、葱、生姜、調味料(お酒、塩、黒胡椒、山椒、ターメリック、片栗粉)
作り方:
①肉団子の餡を作っておきます。挽肉にお酒、塩、黒胡椒、山椒、ターメリックをお好みの量で入れます。少し醤油を足してもいいです。生姜をすりおろし、葱のみじん切りも入れます。ターメリックですが、あまり好きでない方は無理に入れなくていいです。ただ、少しだけ入れるなら気づかないぐらい味がなじむので、試してみてもいいかもしれません。ターメリックと黒胡椒の組み合わせは免疫力を高める効果が高いです。
②①の餡を寝かせている間に、新じゃがと春ジンジンを小口切りにします。
③小鍋にえんどう豆と②、水を入れ、火にかけます。
④沸騰してきたら、①の餡をひと口大サイズに丸めて、どんどん鍋に入れていきます。
⑤ここでお酒や塩でスープ全体の味を調味します。蓋をして中火で10分ほど煮たら出来上がりです。
残りの舞茸がありましたので、使います。
材料と水を鍋に入れ、火にかけます。
沸騰してきあら肉団子を入れ、10分ほど加熱します。豚ひき肉の代わりに鶏ひき肉でも美味しいです。
出来上がりです。