温かいリンゴ粥とさつま芋の餅饅頭を作ります。
明けましておめでとうございます
今年こそ良い一年となりますように
さて、お正月はご馳走をたくさんいただいたら、そろそろあっさりとした食事が恋しくなるかもしれません。だったら、リンゴ粥とさつま芋の餅饅頭を作ってみませんか。お饅頭のほうは発酵要らずでどなたが作っても成功できます。なによりさっぱりしていてとても美味しいです!
冬の空気は乾燥していて冷たいですので、美味しい天然の”咳止め”であるリンゴとクコの実の温かいお粥はいかがでしょうか。リンゴもクコの実も体内の水分不足にぴったりの食材で、五臓のうちの肺、腎、脾(胃)、肝を滋養強壮する作用があります。ほんのり甘くて、香り高いリンゴのお粥はこの時期の乾いたからだと心の両方に効いてきます。ほとんど生でいただくリンゴですが、たまにこのような食べ方も試してみたいものです。
リンゴ粥
材 料:お米、リンゴ、クコの実
作り方:
①リンゴとクコの実をきれいに洗い、リンゴを小さいサイコロ状に切ります。クコの実は通販で有機のものを入手できます。
②炊飯器にお米と適量のお水を入れ、①のリンゴを入れます。お粥モードにして炊きます。
③炊き終わったら、炊飯器の蓋を開け、①のクコの実を入れ蓋を閉めて、10分ほど保温モードでクコの実も柔らかくなります。ここで一度ごく軽くかき混ぜて、出来上がりです。
さつま芋の餅饅頭
材 料:さつま芋、だんご粉、(お好みで三温糖、蒸小豆、黒ゴマなど)
作り方:
①さつま芋はきれいに洗い、今回は外の皮を薄く切り取りました(少し残っていますが)。薄く輪切りにして、蒸鍋で15分蒸しました。
②熟した蒸芋にお好みで三温糖を少々足して(甘さ控えめにしたい方は砂糖は要りません)、滑らかになるまで潰します。
③だんご粉を少しずつ足して、一つの生地にまとめていきます。生地の硬さを確かめながら、粉の量を調節してください。滑らかな生地にまとまるように手でこねます。
④③の生地をN当分にしてきます。大きさがほぼ均一になるように、手でまずボール状に丸めます。
⑤早く饅頭全体に熱が均一に浸透できるように、④の生地に右手親指で一つ穴を開けます。
⑥左手で生地を包み持ち、ゆっくり回しながら、引き続き右手の親指で穴の部分を大きく広げていきます。トップが突き抜けないようにしましょう。最終的には生地の饅頭の各部分の厚みがほぼ均等になるようにします。
⑦穴が下になるように置き、お好みで黒ゴマや蒸した小豆を表面に飾ります。蒸小豆は治療院近所のスーパーでこの間見つけて、以来重宝しております。ほんのり甘味がついておりますので、そのままおやつに食べたりするときもあります。
⑧蒸鍋でお湯を沸かして、⑦を並べていきます。蓋を閉めて15分蒸せば出来上がりです。
素材はシンプルです。クコの実を入手できない場合は省いてけっこうです。或いはレーズンを使ってもいいです。
皮の栄養も摂るようにします。
お米もリンゴも一緒に炊飯器に入れ、炊くだけです。
炊きあがったら最後に乾燥クコの実を入れて、炊飯器の蓋を閉め、しばらく蒸します。
炊飯器でお粥を炊く間に、さつま芋の餅饅頭を蒸します。
さつま芋は薄切りに。
三温糖を入れて、完全に形が無くなるまで潰します。
お好きな硬さになるまで、だんご粉を少しずつ混ぜます。
とりあえずお団子状に丸めます。
底に右手の親指を入れて(反対側の天井を突き破らないようにしましょう)、穴を開けます。
左手で饅頭全体を優しく包み、回しながら、右手の親指で更に底の穴を深く、大きく広げていきます。
こんな感じになるまでに。
お好きな形やデザインにして大丈夫です。
蒸す前。
発酵の必要はなく、どなたでも簡単に作れます^-^。蒸せば、饅頭は1.5倍ぐらいの大きさに膨らみます。見た目はとてもかわいいです。
餅饅頭の保存は一つひとつラップで包み、冷蔵庫で保存すれば、二日ぐらいは美味しくいただけます。なので、翌朝の朝ごはんに熱々のお粥と一緒に召し上がってもいいです(ラップを外し、電子レンジで温めてから)。漬物やおせち料理の残りがあると、なお良いおかずになることでしょう。