夏の疲れに効くおかゆ
2016年09月08日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
九月の今ごろは夏の疲れを感じやすい時期です。食欲がなかったり、風邪を引きやすくなったりします。
こういう時は、おかゆがいいと思います。特に朝晩に召し上がっていただくのはより効果的です。例えば、胃腸に優しいアワと南瓜(かぼちゃ)のおかゆはいかがでしょうか。
材 料:かぼちゃ、アワ、白米
作り方:
かぼちゃをなるべく細かく切って、洗ったアワと白米と一緒に炊飯器の「おかゆ」モードで炊きます。
効 用:
かぼちゃとアワは胃腸に優しい代表的な食材です。口当たりをよくするため、白米も一緒に入れて炊けば、黄金色で美しいおかゆの出来上がりです。
かぼちゃは「補中益気」、「清熱解毒」の効果があります。
アワは「滋陰補血」、「安神助眠」の効果があると言われております。胃腸機能の回復に良いだけでなく、緊張をほぐす効果もあります。
その他:
おかゆとはいえ、食べるときはやはりよく噛んだほうがいいです。また、胸焼けを感じてしまうときは、牛乳を少し入れて炊くか、食べる量を少なめにして調整してみてください。
今日のおかゆに使う材料は全て日本産です。無農薬アワは通販などで入手できます。おかずには、きゅうりとセロリと鳥胸肉の炒め物、にんじんとブロッコリーと天然えびの炒め物、蓮根と胡桃(くるみ)の甘味噌炒めなどはいかがでしょうか。また、ぬか漬け、みそ漬け、らっきょ漬け、キムチなどのお漬物も添えたら、おかゆにはとても合うと思います。