頭痛②-機能性頭痛
2015年05月12日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
前回は頭痛の分類を紹介いたしましたが、今回は臨床的に多い「機能性頭痛」を考えます。
機能性頭痛は大きく、筋緊張性頭痛、片頭痛、群発性頭痛に分類できます。この中で一番多いのは筋緊張性頭痛と言われております、当治療院の23年間の臨床経験から見ても、このタイプの頭痛は一番多く見受けられます。
筋緊張性頭痛と片頭痛を見分ける簡単な方法があります。頭痛が起きている最中におじぎをしてみてください。ひどくなるようであれば、後者の片頭痛です。この二タイプの頭痛は生活上の対処法は正反対ですので、どちらなのか把握しておいたほうがいいと思います。
群発性頭痛は比較的数が少ないですが、若い男性に多いと言われ、夜寝ている時に激しい痛みで起きることが多いです。また痛い側の鼻が詰まったり、鼻水が出たり、涙が出たりするなどの自律神経症状も同時に起こります。
次回は一番多い筋緊張性頭痛の最新症例をご紹介したいと思います。
今日の待合室でいい香りを放つバラ