冬瓜とエビのポタージュ風スープ
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
今年に入ってからまだ冬瓜を食べていないことに気づき、今日は一風変わった冬瓜スープを作ります。冬瓜は7月から今月までは旬と言われますが、冬まで保存が効きますので、「冬瓜」という名前が付いたようです。体内の余分な水を出して、浮腫みに効きます。また、泌尿器系の炎症、例えば膀胱炎、腎炎にも用いられます。
冬瓜とエビのポタージュ風スープ
材 料:冬瓜、エビ、卵の白身、(あれば、少しのきゅうり)、お酒、塩、白コショウ、水溶き片栗粉、(あれば、クコの実)
作り方:
①エビを小さく切り、塩、お酒、卵の白身、片栗粉で味付け、10分ほど置きます。
②冬瓜の一番外側の皮を包丁の背で薄く落とします。皮のすぐ内側の薄緑の部分をなるべく残します。このスープは冬瓜の皮の緑色がとてもきれいですので、もっと緑色を足したい場合は、皮つきのきゅうりを少し入れてもいいです。
③皮と芯を取った冬瓜を1センチぐらいの厚さに切り、沸騰したお湯で10分ほど煮ます。
④③の冬瓜と小さく切ったきゅうりをミキサーにかけます(冬瓜が浸るほどの水を入れます)。
⑤小鍋にお湯を沸かし、①のエビを湯通しします。
⑥④を鍋に戻し、ここで調味します(塩、白コショウ、少しお砂糖を入れてもいいです)。
⑦⑤のエビも入れます。
⑧スープが温まったら、卵の白身を回し入れます。
⑨水溶き片栗粉を2,3回に分けて回し入れ、とろみをつけていきます。
⑩あればクコの実で飾ります。なければそのままでもいいですし、添加物のないハムを小さく切り、飾りとして少しスープの上に浮かべても美味しいです。
きゅうりは1/4本ぐらい使いました。スープの緑色を濃くしたいためにきゅうりを使っただけで、入れたくない方はきゅうりを使わなくても大丈夫です。
エビの下味をつけておきます。卵の白身の残りは最後にスープに入れます。
包丁の背で薄く一番外の皮を削り落とします。
このように最終的には内側のうっすら緑色の皮だけが残ります。今回はスープの緑色をもっと鮮やかにするため、治療院で取れたきゅうりも皮つきのまま少し入れます。
茹でます。
下味をつけたエビを茹でます。上の冬瓜を茹でたお湯をそのまま使いました。
茹でた後のエビです。プリプリに仕上がっております。
冷ました冬瓜を小さく切り、きゅうりと一緒にミキサーにかけます。
鍋に戻し、弱火で温めます。
茹でたエビを戻します。
卵の白身、水溶き片栗粉の順番にそれぞれ回し入れます。
クコの実がありましたので、飾ります。冬瓜の味とエビの香りは高く、とても食べやすいですので、小さい子供や歯の弱まったお年寄りもたくさん頂ける栄養スープです。