心房細動と脳梗塞になったことがあって、動脈硬化も進んでいると病院の先生に言われたが、鍼灸で治療できるの?
はい、鍼灸治療ができます。鍼灸は心機能の向上、不整脈の改善、脂質代謝の調節などの治療効果があるので、高血圧・動脈硬化・不整脈・心不全などの予防や治療に効きます。ただし、急性で、重症な心筋梗塞、悪性不整脈(心房細動・心房粗動・心室細動)、重度な心不全などの重症はまず病院の救急医療を受けなければなりません。病院の治療で落ち着いてから、あるいは退院してから、病院外来の診察・医療を受けながら鍼灸治療を受けても良いのです。西洋医学の治療と鍼灸治療を併用すれば、より良い治療効果を収められます。当院には、心房細動、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、心不全などの循環器疾患の患者様は数多くいらっしゃいます。皆様は病院の定期診察に行きながら、鍼灸治療を受けていらっしゃいます。これらの方々の体調は皆良い状態を維持しています。