春は上気道の感染症に気をつけましょう!
2015年04月17日 公開
こんにちは。幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
この頃、寒暖の差は激しく、インフルエンザ-や風邪を引いた方が少し増えてきたのではないでしょうか。子供のいる小学校も今週に入り、インフルエンザB型やアデノウィルス感染症と思われる症状で学校を休んでいる子が複数名出てきました。
東洋医学では、春という季節は特に風邪(ここでは、「カゼ」ではなく、「フージャ」と読みます)という外部の邪気に侵されやすいという考え方を持っています。加えて気温が急に冷え込むと、風邪など上気道の感染症にかかりやすくなります。
外出する際に、簡単に羽織れる上着で調節するなどして、手洗いとうがいも大切です。
また、学校や会社で環境は新しく変わり、緊張続きの場面も多いかと思います。この時に免疫力が落ちやすいですので、鍼灸で心身の疲れを取り除き、免疫力を維持することをお勧めします。胡鍼灸治療院では、定期的に健康増進や治療のために通われている患者様で、この時期に体調を崩す方はほとんどいません。なぜなら、鍼灸治療で気持ちを落ち着かせ、同時に免疫システムのバランスを正常化することができるからです。
暦の上では後二週間余りで「立夏」となりますが、もうしばらくの間「春の変化」とうまく付き合い、一緒に乗り越えていきましょう。