旅先のギックリ首&目と歯の痛みはすぐにツボを押して、自分で治しましょう!
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
私は今まで「ギックリ首」や目が突然に痛くなったことはありません。しかし、先日の北海道旅の途中でこういったトラブルが突然にやってきました。
8/9から夏休みを取り、車で北海道を南下中のことでした。旅の四日目美瑛のペンションで朝食を撮っている最中でした。それまでになんともなかったのに、何の前触れもなく、突然に首が痛くて動けなくなりました。特に耳の後ろから首の外側のラインに沿い、肩の先端までずっしりと重だるく、かなり痛い!動けないじゃ困ります。とっさに首と頭の境目にある左右両側の「完骨」、「風池」、「天柱」を強く指で押して一分間弱、何となく痛みが引いたような気がして、今度ツボを押しながら、首をゆっくり左右に倒してみたら、動けるようになりましたので、このまま更に一分間弱ツボを順番に押してみたら、下にも向けるようになり、痛みはほとんどなくなりました。ツボ押しのおかげで、無事に朝食を完食し、次の目的地に出発できました。
いやいや、旅先でなにが起こるかはわかりません。9日の東京は37℃でしたが、北海道に入ったら17℃しかありませんでした。それからずっと20℃を超えることはなく、毎日曇り・雨のお天気で、寒かった。泊まり先の枕への不慣れ、旅の疲れなどいろいろと重なったことでしょう。
そして、旅の終盤で函館の温泉旅館に泊まった夜のことでした。寝ようと電気を消してお布団にもぐったら、また何の前触れもなく、突然に左の目じりがズキン、ズキンと痛み出して止まりません。もし炎症でどんどんひどくなったら、次の朝に目医者さんにお薬をもらいに行く羽目になるでしょう。しかしそれはとてもいやです、行く予定のあるところがありますし、東京の帰る飛行機の時間だってありますから。この時は、すぐに手の人差し指の下、親指との間の「合谷」(人差し指側寄り)というツボを強く押してみました。両手で2分ずつぐらい押したところでしょうか、目じりの痛みがなくなりました。またツボ押しのおかげで、ぐっすり眠れて、次の日も目の痛みなんて嘘だったように何事もなく、スケジュール通りに動けました。ちなみに、旅先での歯の痛みにも、応急措置として「合谷」押しが効きます。
応急措置としての「ツボ押し」はこのようにかなり大きな威力を発揮します。ただし、押す力は人によっては加減したほうがいい場合もあって、押してみて気分が悪くなるようであればすぐに止めて下さい。昔から頚椎症など首周りの症状や循環器系の持病を持つ方、妊婦さんは旅先でも、念のためにやはり病院で見てもらったほうがいいと思います。
北海道で撮った写真を少し載せます^-^。
アメリカン・ザリガニ