八月の養生法②
2015年08月06日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
引き続き八月の食養生について書いてみます。
八月は体が疲れやすいのもあって、例えばお酢の物など少し酸味の効いたものがいい
と思います。生姜がお好きな方は、月の後半から少しずつ量を減らしていきましょう。お勧めの食品は、ジャガイモ、トマト、ピーマン、茄子、梨、ブドウ、昆布などです。
今月の養生レシピ(百合の根と蓮子のスープ)は以下の通りですが、食材が手に入らない場合、その後にご紹介する「三豆湯」でもいいです。
材料:乾燥百合の根100g、乾燥蓮子75g、氷砂糖適量(胃腸の弱い方は黒糖に置き換えてください。これらの食材は中華材料の専門店等で入手できます)
手順:乾燥百合の根は一晩水につけておき、乾燥蓮子は四時間水につけます。よく洗い、お好みの量のお水と一緒に材料が完全に柔らかくまで一時間ほど煮込めば、出来上がりです。
効用:胃腸を整えて、精神安定、滋養強壮作用があります。
但し材料が入手できない場合、次の「三豆湯」で十分です。
材料は緑豆、小豆、黒豆です。これらを事前に水で戻し、適量の水と一緒に柔らかくなる煮込むだけです。甘味の欲しい方は氷砂糖を入れてもいいですし、お米や玄米と一緒に煮込み、おかゆにしてもとても美味しいです!
私が作った「三豆湯」です。緑豆をかなり入れましたが、やはり黒豆と小豆の色に負けています。緑豆だけでしたら、きれいな緑色になりますよ。