八月の養生法①
2015年08月01日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
暦の上では、八月は真夏でありながら秋を迎える時期でもあります。二十四節気の「立秋」と「処暑」が八月にあります。2015年の立秋:8月8日、処暑:8月23日。ちなみに、
8月12&13日:ぺルセウス座流星群
8月18日:白鳥座K流星群
8月30日:満月
条件が合えば、都会でも観察できると思います。特に12日&13日は一時間40個適度と、数が多く、しかも今年は月明かりの影響を受けないで観察できますので、チャンスです(私は楽しみにしております)。
立秋を過ぎると、朝晩は若干涼しくなりますが、まだ酷暑の真っ最中にあります。処暑は暑さが一段落し本格的な秋が訪れることを意味しますが、これもまた秋が程遠いと思うような猛暑がしばらく続くでしょう。
東洋医学では、八月を「耗気傷陰」の季節と言います。長引く猛烈の暑さにより、気血両虚になりやすく、からだも精神的にも疲れやすいのです。消化機能が低下し免疫力も下がります。季節の変わり目の始まりですので、気持ちを安定させ、なるべくゆったりとした環境で過ごすのはいいです。引き続き、熱中症と食中毒に気をつけましょう!