六月の養生法②
2015年06月03日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。今回は六月における食養生のお話をさせて頂きます。
まず6月に過食を避けたほうがいいのは辛いものだと言えます。特に胃の弱い方、慢性胃炎の方、辛いものの食べ過ぎは胃粘膜の状態を更に悪くし、炎症が進んでしまう可能性がありますので、ご注意ください。そして、肉類のたんぱく質は健康にとって必要不可欠ですが、この時期は脂身の多い食肉の部位を避けて召し上がってください。
6月に積極的に摂取して頂きたい食材は、苦うり、メロン、マンゴ、キュウリ、小豆、緑豆などの野菜や豆類です。
今月は、冬瓜とハト麦のおかゆをご紹介したいと思います。
材料:
冬瓜(皮つき、よく水洗いして下さい)100g、ハト麦30g、もち米30g
手順:
①冬瓜は食べやすい大きさに切る。
②ハト麦ともち米に十分量の水を入れ、沸騰したら弱火で1時間半煮込み、切った冬瓜を入れ、さらに30分を煮込み、出来上がりです。
効用:
冬瓜は体の余分の熱やむくみを取り除くうえに、低カロリーです。ハム麦もむくみ、つまり体内の余分の水分を取り、もち米は胃の働くを良くします。
違う色のバラも咲きました。毎年毎年、ベランダーで大きなつぼみをつけ、静かに咲く、その強さと凛とした美しさに胸が熱くなります。