六月の養生法①
2015年06月01日 公開
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。今日から二回に分けて、六月の養生法をお伝えいたします。
六月には、二十四節気の「芒種」と「夏至」があります。「芒種」(=6日)は文字通り、農作物を植える境目の時期を指し、なるべく「芒種」の前に植えるようにしたほうが良いとされています。「夏至」(=22日)以後は、気温も湿度もぐんぐん上昇し、蒸し暑い日が続きます。この時期人は疲れやすく、のぼせ、動悸、息切れ、睡眠不足等の症状が出やすくなります。また熱中症や水ぼうそう、お多福かぜ等の感染症にも注意が必要です。
六月の養生はまず、ストレスをなるべく発散させ、悩み事を抱えず、怒り爆発の事態を避けることです。睡眠に関しては、夜少し遅めに寝てもかまいませんが、朝はなるべく早起き(五時から六時の間)するようお勧めします。また、20分から30分の昼寝はとても疲労回復にいいです。これは東洋医学でいう「気血運行」、「順応陽盛」に良いからです。
自宅のミニバラも咲きました。