家庭料理の茄子炒め(炒め油はほとんど使わないバージョン)
こんにちは。渋谷区幡ヶ谷の胡鍼灸治療院です。
私は理屈なしで茄子が大好きです。調べてみると、夏野菜の茄子はナスニンという色素があるため、体内の活性酸素を除去する抗酸化作用があり、抗ガン作用、老化防止にも効くじゃありませんか!この季節になれば大いに茄子を食べていただきたいと思います。また、体の余分な熱を取り、炎症や腫れ(口内炎、乳腺炎、皮膚潰瘍、内痔出血)にもいいそうです。ただ、生で食べると体が冷えてしまうことがありますので、香味野菜と一緒に加熱して召し上がったほうが無難です。ただし、冷え性やおなかが普段から緩い方以外で、例えば茄子の一夜漬けや塩揉みなど生で食べても、夏ならではの楽しみですので、いいと思います。私は茄子を食べる時、栄養のある皮は剥かず、ヘタの硬い部分も捨てずに、お味噌汁やスープに入れて全部食べます。数年前にテレビでお寺の厨房の取材を見たことがあります。野菜の皮や硬いところ、ヘタなど、普段捨てるような部分も捨てずに細かく切り、スープにしたり、がんもどきに入れたりしていました。それ以来、私もなるべく捨てずに食べるように心がけております。
夏の家庭料理:茄子の簡単炒め
材 料:
茄子、豚のひき肉、ピーマン(あれば)、片栗粉、料理酒、オリーブ油
タレ:生姜、ニンニク、鷹の爪、塩、砂糖、醤油、オイスターソース(あれば)、お酢、水
作り方:
①茄子を半分に切り、更に1㎝ほどの太さに切ります。塩をかけて5分ほど置きます。
②タレを作ります:材料をみじん切りにして、調味料を全部入れてよくかき混ぜます。私は辛いものが少し苦手ですので、鷹の爪の量をかなり減らしました。お酢やお砂糖が入りますので、個人の好みで増減してください。
③①の茄子を手で軽く絞り、片栗粉をまぶします。
④フライパンに何も入れず、③を中火で両面に色がつき、柔らかくなるまで炒ります。そして一旦お皿にあげます。
⑤同じフライピアんにオリーブオイルをほんの少し入れ、ひき肉を炒めます。今回使ったひき肉は脂肪がありますので、特に植物油が要らないぐらいです。赤身のひき肉を使う場合、適宜に植物油を足してください。
⑥④の茄子と②のタレも入れ、3分ほど煮込みます。もっと柔らかほうがいい方は5-10分ほど煮てください。その場合途中で一回水を足してください。火を止める1分前にピーマンも入れてください。
⑦タレがほぼ無くなれば出来上がりです。
軽く塩もみします。
生姜、ニンニク、鷹の爪のみじん切り。
タレの調味料を全部入れます。
塩もみ完了後に片栗粉を入れ、混ぜます。
フライパンに何も入れずただ茄子を炒るだけにします。
柔らかくなるまで炒り、お皿に一旦取り出します。
同じフライパンでひき肉を炒めます。
茄子とタレを入れ、3分ほど煮ます。
出来上がりです。これもごはんが進みます。